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2023年次女が中学受験を終えました。
受験を終えて約1ヵ月経った感想は「やり終えた。合格できて良かった。。」と燃え尽きたような気持ちです。娘本人は毎日の勉強漬けから解放され、友達と遊んだり、ゲームやテレビアニメを見たりとゆったり過ごしています。
中学受験しようか悩んでいるご家庭、すでに中学受験に向けて学習を進めているご家庭に向けて、中学受験を終えて感じていること、やってよかったこと・やればよかったと後悔していることをまとめました。
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中学受験で大変だったこと
中学受験は親子の受験といわれますが、受験を終えてまさにそうだったな、と実感しています。特に小学6年生の1年間は、本人もサポートする親も大変でした。
<子ども本人が大変だったこと>
- 宿題の量がかなり多い。
- 塾の時間が増えた。
- テストが増えた。
- どんどん勉強が進むので、腑に落ちていないものを突き詰める時間がない。
- 勉強以外できなくてストレスが溜まる。
<親が大変だったこと>
- 宿題などをこなしながら、睡眠時間を確保するのに苦労した。
- テスト後の「とき直し」がどんどん溜まる。
- 子どものストレスをどう解消するか悩んだ。
- 塾の日数が増え、日曜特訓、正月特訓など別校舎に行くこともあり、送り迎えが大変だった。
中学受験をどう乗り越えたか
のんびりマイペースな長女の中学受験
算数への苦手意識が強かった。
- 「勉強を続ける」のが難しく、集中力が続かなかった。
- 本人任せにしていると、塾の宿題をしていなかった。
やる気はありましたが、ついダラダラしてしまうようでした。受験本番1ヵ月前になってやっと火がついて猛勉強し、塾の先生に合格は難しいと言われた中学校に合格できました。
よく「朝勉がよい」と聞きますが、起きられないので無理にさせず、娘の集中力が続きやすい夜に勉強時間を作りました。また塾の宿題含め、親がスケジュールを作成しリビングで学習することで、学習を続けられました。
きっちりした性格な次女の中学受験
スケジュールを作ってその通りに実行するのが得意。
- 読み飛ばしのくせがあった。
- 計算間違いが多かった。
五ツ木模試など、大きなテストになるとケアレスミスが増え、その原因が問題文の読み飛ばしでした。
普段から自分でスケジュールを作り、予習・復習・宿題などきっちりこなしていたこと、また先生からの評価も良かったので、ほぼ本人に任せていました。だから「読み飛ばし癖」に気づくのに時間を要しました。読み飛ばしをなくすために、問題文を音読するようにし、過去問を解く際も音読しました。当初より大分改善されたものの、受験本番までにくせを無くすことはできず、第1志望の中学校に不合格にだったのもこのくせが原因ではないかと思います。
早めにくせや苦手に気づけば、対策することができます。
塾に通っていても、家庭教師についてもらっていても、そこまで気づいてくれるか分かりません。先生によります。保護者のサポートが大切であったと、受験を終えて感じています。
中学受験に向けてやってよかったこと
低学年からの通信教育で学習習慣をつけたこと
家で学習する習慣をつけることができました。我が家ではZ会を幼児コースから受講していました。受験に出題されるような問題を解いたり、低学年では理科の実験や草花を探したりした経験は、子どもの好奇心を刺激してくれました。
また子どもだけでなく親にとっても、受験に向けた心構えができたり、子どもの得意不得意が分かるなどの利点があります。
→ Z会中学受験コースは小3 4月開講。開講から始めた方が絶対いい理由
→ Z会で中学受験!通信だけで難関中学は合格できるのか
読書
読解力を鍛えるために、読書は大切です。国語だけでなく、他教科でも問題文を読み取る力が身に付きます。
我が家では小学5年生からゲームを辞めようと約束していました。本はいくらでも買うようにしていたので、読書時間が自然と増え、子供たちは読書好きになりました。
[st-kaiwa1]次女は小学5年生から本を多く読むようになり、国語の成績が上がりました。[/st-kaiwa1]外部模試を受けること
五ツ木の模試などを受ることで、テストの雰囲気に慣れることができます。場所によっては希望する中学校で試験を受けることもできるので、更にいい体験になりました。また受験時点での合格の可能性や、苦手がどの部分かを知ることができます。
旅行へ行ったこと
社会で習った(習う)場所へ行く、動植物・昆虫に触れる、寺社・伝統芸能を鑑賞するなど、体験することでより身に付きやすいです。
やればよかったと後悔していること
低学年からの算数の成績を上げるための取り組み
中学受験は算数の配点が高い学校が多いので、算数に力を入れて学習した方がよいです。
基本的なことですが「計算問題を正確に解く力」が重要です。これは多く問題を解くことで身につくので、小学校低学年から算数の力を鍛えられる教材に取り組むべきと感じます。
特におすすめなのが、算数に特化したタブレット教材「RISU算数」です。お子様に合ったレベルからスタートでき、お子様のペースで先取りできます。問題量が多くゲーム感覚で取り組めます。
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音読の習慣をつける
声に出して読まないと、気づかぬうちに読み飛ばしています。音読することで、問題文を丁寧に読むくせがつきます。早くから音読を習慣づけるべきだったと感じています。
ニュースを一緒に見ながら、家族間で話し合う
日ごろからニュースを見る習慣をつけ、そのニュースについて話し合います。自分の意見を言うことで、深く考え物事に疑問を持つようになります。
娘は時事問題を小学校6年生になってから覚えました。「時事問題集」を網羅して学びましたが、テストに出たのは時事問題集には載っていない項目。。でもニュースではよく取り上げられていた問題でした。日ごろから学ぶことが大切であった・・・と後悔しています。
中学受験者数は増え続けている
ある私立中学の倍率があがる年もあれば、国公立中学が人気の年もあるなど、年度によって異なる部分はありますが、全体的に中学受験する方は増えています。長女の年と比較すると次女が受験した年度は、小学校内での中学受験者数は倍以上に増えていました。
Yahoo!ニュース2023年2月20日掲載記事には下記のように書かれています。
首都圏中学受験の受験者数は、対前年度(2022年度)4,100人増の6万6,500人となり、過去最多を更新。受験者数は8年連続で増加した。小学校卒業生数に占める受験率も22.6%と、前年度より1.5ポイント上昇。初めて22%を突破した。
Yahoo!ニュース:【中学受験2023】首都圏市場拡大、受験者数6.6万人超え過去最多に
受験者が増えると競争率が上がるので、行きたい中学校に入学するのがより難しくなります。中学受験するかも、と少しでも考えているのであれば早めに対策した方がいいです。
なぜ中学受験するのか
次女の友人や、受験した方に話を聞いたり、SNSや個人ブログなどを見ると下記のような理由が挙げられました。
- 中学・高校と6年間同じ学校に進むことで、継続した学習ができるから。
- 学校の特色に魅力があり、子どもにぴったりだと感じたから。
- 多感な時期に高校受験という大変さを味わわせたくないから。
- 中学受験は不合格でも地元中学校へ行けるから。
- 小学校で友人関係がうまくいかなかったから。など。
理数系や国際活動に力を入れている、対外的に活動内容を発表する場がある、実際に学園祭や説明会等に参加して魅力を感じた、子ども自身がとても気に入った、などでした。
娘たちが中学受験することになったのも、中学校の活動内容に魅力を感じたからです。
中学受験は算数が重要だった
中学受験の算数は小学校では学ばない問題が出題され、難関中学ほど応用力・計算の速さ・正確さが求められます。
長女も次女も、算数で苦戦する場面が多くありました。計算が遅い、計算間違いが多い、以前学んだことを忘れてしまうなど、何度も何度も繰り返し取り組むことで、一定の学力をつけました。
[st-kaiwa1]中学受験の学習時間の半分は、算数に費やしました。[/st-kaiwa1]受験する学校やお子様のやる気・学力にもよりますが、高学年になってからのスタートでは、間に合わない場合がほとんどではないかと感じます。
小学校低学年のうちから、RISU算数に取り組むのがおすすめです。高学年になるほど、算数の重要性を実感しました。
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まとめ
中学受験を終え、受験してよかったと子ども本人も、親である私も感じています。
「全員が合格」はできないので、希望した中学校へ行けず落ち込むこともあります。
我が家も第1希望の中学校合格発表前日は、「もうだめだ。合格発表を見れない。。」と子どもがかなり不安定になり泣いていました。その姿を見たときは、こんな辛い思いをさせてまで受験してよかったのか・・・と考えこみました。でも「受験したい!この中学校へ行きたい!」と語る子どもを見て、挑戦させてあげない選択肢はなかったな、と思います。
第1希望の中学校はだめだったものの、よい学校から合格をいただき、今はその学校へ行けることにワクワクしている様子です。
受験する際は、できれば1つでも合格をもらえる学校を受験させてあげられれば良いですが、緊張などで力を発揮できないこともあると思います。また経済面で無理なご家庭もあるでしょう。例え全て落ちてしまっても、そこまで勉強を続けたことはお子様の力になっています。一緒に受験を乗り越えるために親子で協力したことも、お子様の心の残ることと思います。