スノーボード靴の修理。ボンドでくっついた!

この記事には一部PRが含まれます。

スノーボードの靴が壊れました。
靴底部分がぱっかんとはがれてしまっています。

去年娘のブーツも同じように壊れたので、スキーやスノーボードの靴は靴底から壊れやすいんでしょうか。中まで水は染み込んでこなかったので、靴底さえくっつけばまだ使えそうです。靴底をくっつけるボンドを探しました。

created by Rinker
コニシ(KONISHI)
¥434 (2024/03/19 18:38:55時点 Amazon調べ-詳細)

ボンド クイック30で靴底修理


使ったのは、「ボンド クイック30 金属・ガラス・陶磁器」です。「30」というのは、30分で硬化がはじまるという意味で、同じ会社の製品でクイック5という5分で硬化がはじまるものもあります。

検索して色々な記事を読み調べたところ、一般的に硬化にかかる時間が長い方が頑丈であるようなので、クイック30の方を選びました。

接着力の強いエポキシ樹脂


エポキシ樹脂は接着力が強く、水分を通しにくい樹脂です。エポキシ樹脂と硬化剤の2本を混ぜ合わせて使います。熱で硬化が早まるので、夏場は固まりやすく、冬は固まるまで時間がかかります。貼り合わせに夏は15分、冬は60分以内に行い、最低限固定するのにかかる時間として、夏は30分以上、冬は2時間以上必要と説明書きに記載されています。

 

スノーボードの靴を修理しました

塗料のにおいが強いので、外か換気できる場所で作業してください。寒いからと玄関で行ったところ、においが充満して作業ができませんでした。寒くても屋外で作業してください。
また、肌に触れると皮膚炎を起こす恐れがあるので、必ず手袋をして作業します。

ボンドの色は白濁色


混ぜ合わせて使うので同量ずつ出し、付属のへらで混ぜ合わせました。

へらで接着したい部分に塗る


へらで靴底を貼り合わせる部分にボンドを塗っていきます。はがれると嫌なので、多めに塗りました。

硬化がはじまるのに30分かかるので、落ち着いて作業ができました。5分の方だと慌てたことと思います。

2時間以上固定する


冬なので、2時間以上固定しました。はがれてこないようガムテープで固定しています。

完成!つま先までしっかり張り付いた!


多めに塗ったために、ボンドがはみ出ていますが、完成です!スノーボード靴なので、はみ出たボンドなんて滑るのに夢中で誰も見ていないでしょう。(と思いたい)
つま先部分までがっちりと張り付いたので、安心してスノーボードへ行けます。乾いてもボンドの色に変わりはなく、少し白濁していました。また、乾くとにおいはしませんでした。

created by Rinker
コニシ(KONISHI)
¥434 (2024/03/19 18:38:55時点 Amazon調べ-詳細)

 

ボンド クイック30で接着できるもの

金属、ガラス、陶磁器、タイル、石、コンクリート、木材に使用できます。

接着できないものとして、軟質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ゴム、貴金属、高価格品とあります。張り付けたい素材をご確認ください。

補足

後で調べたところ、修理したスノーボードの靴底部分はEVA素材で作られていました。EVAとはポリエチレンを部分構造としてもつコポリマーで、エポキシ樹脂ではくっつかないようです。くっつきましたが・・・。

1週間以上経ってもつま先までくっついており、問題はありませんでした。

しかし、成分としてはおすすめしていないもののようですので、記事でご紹介したボンドをご使用になる際は張り付けたい素材をご確認ください

 

関連記事:関西のスキー場。子ども連れにおすすめの場所をまとめました!