キャンプでの虫除け策と虫除けスプレーの作り方

キャンプに虫はつきものです。だからといって、ブヨや蜂など刺されると大事になる虫もいるので放置できません。
特に夏キャンプは虫に悩まされますよね。

この記事では我が家で実際に行っているキャンプでの虫除け方法を紹介します。
手作りの虫除けスプレーは、余計なものを使っていないから子どもにも安心して使えます。

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キャンプでよく出る虫とは?

キャンプ場がある場所といえば、山の中、川のそば、高い所が多いですね。そんな場所によく出現する虫には以下のような種類です。


  • 夏に多い。特にやぶ蚊(蚊より大きい)は刺されるとしつこくかゆみが残る。
  • ブヨ
    蚊よりも小さいが、かゆみが激しい。刺された箇所は小さな発疹のようになる。川の近くに多い。
  • アブ
    ブヨ同様川の近くに多い。蜂くらいの大きさ。皮膚を噛み切って吸血するため痛みがあり腫れる。

  • 見かけたら近寄らない、攻撃しないこと。黒色に反応するので、なるべく白系など薄い色の服装で出かける。

他にもヘビ、ムカデ、ヤマヒル、マダニなど恐ろしい虫はたくさんいます。

どんな虫が出るか分かったところで、虫除け対策を見ていきましょう。

 

虫除け対策1、虫除けスプレー

定番の虫除けスプレーから紹介します。虫除けスプレーは身体はもちろん、テント回りにもスプレーしておきます。テントの中に虫が入ると出口が狭いのでなかなか出て行ってくれません。テント内でブンブンうるさいし、寝てる間に顔に落ちてきたらどうしようとか気が気じゃないので、テントにも近づかないようにしておきます。

虫除けスプレーは子供がアトピーで市販のものではかゆみや赤みがでるので、手作りしています。
ハッカ油で作る虫除けスプレーは香りがよく、子どもに安心して使えるので重宝しています。しかも分量通りに混ぜるだけの手軽さ。特にブヨに効果的です。

ハッカ油で作る、手作り虫除けスプレーの作り方

ハッカ油を使えば、簡単にいい香りの虫除けスプレーが作れます。


<使うもの>
ハッカ油:5~10滴
無水エタノール:10ml
水:90ml
スプレーボトル(ポリスチレン以外の素材のもの)

無水エタノール10mlにハッカ油を加えます。香りがきつすぎるのが苦手なら5滴、濃いめでもOK!なら10滴程です。

水90mlを入れたスプレーボトルに上記を加えれば完成!とっても簡単!

キャンプだけでなく家の雨戸に振りかけておくなど、どこでも使えます。
市販の虫除けスプレーより安くできるし、香りがいいし、子どもが肌荒れしにくいので我が家では毎年大活躍しています。持ち歩いてこまめにスプレーしてください。

 

 

虫除け対策2、パワー森林香

虫除けといえば蚊取線香ですが、キャンプに持っていきたいのは「パワー森林香」です。厚みがあるのでなかなか消えないから、効果が長持ちします。だからキャンプに最適!

森林香は、森の中で作業するプロの方も使っておられるそうです。パワー森林香を携帯用のケースに入れて腰にぶら下げて歩けばより効果的です。
パワー森林香が効果的なのは、ユスリカ、チョウバエ、アブです。
注目はブヨが入っていない点。ブヨにはあまり効かなかったとのレビュー記事もあったので、パワー森林香と、上記で紹介した虫除けスプレーを併用して使うのがおすすめです。

携帯ケースは5つほど持っていき、キャンプスペースの各所に置くようにしています。

 

虫除け対策3、スクリーンタープを使う

タープはスクリーンタープを使うことで、食事中も虫の侵入が防げます。
虫は1度近づいてくると、まとわりついてなかなか離れてくれませんよね。スクリーンタープなら中に避難できますし、ゆっくり食事もできます。

キャンプ場でよく見かけるスクリーンタープは、コールマン、スノーピークのものが多く人気があります。テントとセットで購入されている方が多い印象です。

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幅300×奥行300あれば、4人家族で充分な大きさです。(テーブルも置けるくらい)

 

虫除け対策4、ランタンは2つ持っていく

ランタンは光の強いものと弱いものの2種類を用意します。虫は光の強い方に集まるので、テーブルには光の弱い方を置き、光の強い方を少しだけ離れた場所に置けば、テーブル回りに虫は集まりにくくなります。
光の強弱をつけられる機能のあるランタンにしてもいいですね。

 

虫にさされた時のための準備も必要

虫に刺されないように予防していても、刺されてしまうことはあります。ムヒやポイズンリムーバー(応急用毒吸取り器)は必ず持っていきます。

ポイズンリムーバーは、ブヨや蜂、蛇などに噛まれた時に毒を吸い取るために使います。刺されてすぐ吸い出すことで症状が緩和されます。口で吸いだすと体内に毒素が入ってしまう恐れがあるので、絶対にやめてくださいね。またポイズンリムーバーは応急処置なので、刺された場合は必ず医師の診断を受けてください。

 

まとめ

キャンプでの虫除け対策をまとめました。
夏キャンプは暑いので半そで・半ズボンで行く方も多いですが、なるべく長袖・長ズボンにしてください。長袖は半そでの上にはおれるものがおすすめです。(長袖のラッシュガードは涼しくてUVカット機能もあり重宝しますよ。)

また知り合いの体験談ですが、テント外に置いたままにしている靴の中にムカデが入り込んでいて、知らずにそのまま履いてさされた方がいます。(足が倍くらいに腫れあがったそうです。)靴を脱いだら、履く前に必ず靴の中をチェックしてください。
朝テントから出て靴を履くとき、いつもこの話を思い出しどきどきします・・・。