小学校での新指導要領としての英語教育は2020年に開始され、小学3、4年生から外国語活動が開始し、小学5年生からは英語が教科となります。
国ではどのような目標を掲げていて、子供たちにとって今後どのくらい英語が必要になるのでしょうか。
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文部科学省の方針
文部科学省のHPでは、「グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言」と題して次のように書かれていました。
グローバル化の進展の中で、国際共通語である英語力の向上は日本の将来にとって極めて重要である。アジアの中でトップクラスの英語力を目指すべき。
みんな、英語力を上げるぞーー!と書かれていますね。
具体的には、
中学校卒業段階で 英検3級程度以上
高等学校卒業段階で 英検準2級程度~2級程度以上
を達成した中高生の割合を50%とする。
学生の半数を上記レベルにもっていこうとしています。
(生徒の進路等については、高校卒業時 英検2級から準1級、TOEFL iBT60点前後以上等とも書かれている。)

私たち親世代の英語教育とはだいぶ違う。。
小学校ではどう変わる?
小学校3、4年生から「外国語活動」が開始
小学校3、4年生では、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に重点が置かれています。
英語学習に対するモチベーションや、音声を中心に体験的に理解を深める授業が行なわれます。

小学校5、6年生から英語が教科になり成績がつく
コミュニケーション能力の素地を養う目的として、以下が評価されます。
- 言語や文化に関する気付き
- コミュニケーションへの関心・意欲
- 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
- 「聞くこと」「話すこと」などの技能

覚える単語が増える
「高校卒業時の英語力を引き上げる」と書かれているので、高校卒業までに覚える単語数も必然的に増えます。
小学校600語 → 700語
中学校1200語 → 1600~1800語
高校1800語 → 2500語
以前と比べて、覚える単語量がかなり多いですね。。

中学生では高校受験があるので、できれば小学生のうちに負担を軽くしてあげたいところです。
子供負担を軽くしてあげるには
改定される内容を見ると、子供が学習する量が増え負担増になることがわかります。
だから時間のある小学校低学年のうちから、家庭で英語力を伸ばしてあげるのがいいのではないかと、我が家では考えています。
早めに英語力を上げるメリット
- 学校での英語学習をすらすらこなせ、自信がつく
- 英語に自信がつくことで、より英語力を伸ばせる
- 中学校や高校での学習量が減り、受験に集中できる
- 資格を取得しておけば、進める道(大学の学部など)が増える
我が家の娘の場合
4歳ごろ~ | 英会話教室に週1回通う。 英語が楽しいもの、身近なものになる。 |
6歳ごろ~ | オンライン英会話「リップルキッズパーク」に変更し、家で英語学習する。 低価格なので継続しやすくなった。子供向けなので、先生が優しく子供にとっても負担ではなかった。 |
8歳 | 英検5級取得 |
9歳現在 | 英検4級取得にむけ、日本人講師がいるオンライン英会話「ワールドトーク」で学習中。日本語での文法解説が分かりやすく、読めるようになるとより英語が楽しくなっている。 |

学校に来る留学生にも積極的に話しかけ、英語に対して壁を感じていない様子が見てとれます。

特にオンラインで学ぶ英会話は、低価格だから家計の負担にならないので、気になる英会話サービスがあれば無料体験からはじめてみるのがおすすめです(^^
↑記事では、小学校低学年の間つづけていた「リップルキッズパーク」、現在続けている「ワールドトーク」の紹介も掲載しています。
英会話学習選びの参考にしてください。